前に書いた、
という計画を進行中です。
あの記事↑で書いたように、海外の文学も読んでいます。
それで何を読もうか迷っていたんですけど、
『「あらすじ」だけで人生の意味が全部わかる世界の古典13』
という本にこんなのがありました。
モームが『世界の十大小説』(岩波新書)という本を出していた。今でも有効なリストである。
・フィールディング『トム・ジョウンズ』
・オースティン『高慢と偏見』
・スタンダール『赤と黒』
・バルザック『ゴリオ爺さん』
・ディケンズ『デイヴィッド・コパーフィールド』
・フローベール『ボヴァリー夫人』
・メルヴィル『白鯨』
・エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
・ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
・トルストイ『戦争と平和』
なるほど。
これをとりあえずは読んでいけばいいわけですね。
でもなんか、最近は絶版になってるものもあるみたいです。
とりあえずエミリー・ブロンテの『嵐が丘』 を読んでみました。
途中でやめました。
なんかこう、雰囲気が好きになれませんでした。
それで他の本にしようと思ったんですけど、他のは数冊に分かれていたり、なんか雰囲気が『嵐が丘』 に似てるような気がして、
なんか読む気があんまりしませんでした。
いっそのことドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』 にしようかとも思ったんですけど、
あれって確か、めちゃくちゃ難しいんですよね?
たぶん途中でやめます。
そこで思ったんですけど、上の『世界の十大小説』を書いたモームっていう人も確か小説家です。
サマセット・モームです。
そういえば昔、ブックオフでバイトしてた時に『月と六ペンス』という小説を本棚で何度も見かけました。
確かそんなに分厚くなかったはず。
というわけで、まずはサマセット・モームの『月と六ペンス』を読んでみる事にしました。
今度は途中でやめないようにしなければ、と思っていました。
そして、
それが実は残念ながら、
まあまあ面白かったのです。
びっくりしました。
ちゃんと起承転結があります。
転が多い感じなのも私好みです。
夏目漱石の小説は転が無い感じがして何が面白いのか理解不能だったのですが、
月と六ペンスはちゃんと面白さが伝わってきました。
ただしストリックランドという人はどうしても好きになれないですが。
結末も、なんかちょっと、う〜ん、っていう感じでした。
もう少しとんでもない謎を秘めていて欲しかったです。
ちなみに今、次に読む海外文学としてカミュの「異邦人」を読んでいます。
現時点で40ページくらい読んでいるのですが、ぜんぜん面白く無いです。
全157ページ。
薄っぺらいです。
どのくらい面白くないのか今から楽しみです。