「圭さんの交流会は、なんでネットワークビジネスの勧誘をしたらダメなんですか?」
と、ネットワークビジネスにどっぷりとハマっている人から聞かれました。
気が狂ってるんですか?
あのね、勧誘された人は勧誘してきた人にはもう会いたくないはずなんですよ。
だから「あの交流会に行ったらあの人に会うかも」と思って、交流会に参加しづらくなるわけです。
つまり勧誘する人は、勧誘される人の交流の場を奪う事になるわけです。
勧誘する人にそんな権利は無いですよね。
「勧誘なんかしてません。ただちょっと商品の紹介をしただけです」
と言うかもしれません。
アムウェイの人が、たまにカフェや自宅とかでやってますよね。
実はそれもダメです。
それが勧誘なのです。
相手が特にその商品に関心を示してないのに、その商品をめっちゃ詳しく紹介してしまう。
普通に会話していたら、いきなりそんな感じになるわけです。
これがどれほどの違和感がわかりますか?
コミュ力ゼロえもんですか?w
しっかりと説明すれば興味を持ってもらえるかもと思ってるのか知りませんが、
想像以上に気持ち悪いです。
しかも口から出た「商品紹介文」は、商品を売るために誰かが流れを作ったもののはず。
売るためにデザインされた商品紹介文です。
上の人から「こう説明すれば成約率が上がりますよ」とか言われているのかもしれませんが、
普通に会話してたらいきなり商品のプレゼンが始まるわけです。
ドン引きですよ。
ちなみにこの「商品を売るためにデザインされた商品紹介文を口から出す」というのが、
ネットワークビジネスの人達が勧誘する時の独特の気持ち悪さ、違和感、邪悪なオーラの正体だと思っています。
商品を自分の本心から説明せず、操られて自動的に説明している感じです。
他人の目で見て、他人の頭で感じている。
「自分」が無いです。
「いいえ、私は自分で決断して商品の紹介をしています」
という洗脳された方もいるかもしれませんが、
違うんです。
自分という世界があって、そこから商品を紹介するという決断をしてるんじゃなくて、
他人が作った世界があって、それを前提としてその中で自分という世界を作って、そこから商品を紹介するという決断をしてる感じです。
まあ、洗脳されてたら理解できないかもですね。
「ネットワークビジネスは人間力を鍛えます」
と言ってる人もいました。
んなわけないです。
ただ断られ慣れただけじゃないですかね?
ネットワークビジネスで大成功しているトップの人は、人間的にもすごい人はいると思いますが。
私の「カフェ会」という交流会は異業種交流会ではなく、一般に就職している人が集まる交流会です。
事業主の方も大歓迎ですが、ほとんどが就職してる人です。
目的は「おしゃべり」と「友達作り」、ただそれだけ。
単純な交流を楽しんでもらっています。
目的は「おしゃべり」と「友達作り」、ただそれだけ、というのが、
ネットワークビジネスにどっぷりの人には理解不能だったみたいです。
私にこう、聞いてきました。
「そこで圭さんがその人達にお金の稼ぎ方を教えるんですね」
なんでやねん。
ちょっと何言ってるかわかんないです。
いや、
すごく何言ってるかわかんないです。
このわからなさ。
本当に住んでる世界が違うんだなぁと思いました😅